修理したWP1のリフィニッシュ

先日分解修理した藍染WP1の塗り替えを行なっています。

今度は木目がまったく見えないように塗り潰してから漆で仕上げます。

元々近くで見ないと木製であることに気付かないWP1。もっと「木らしさ」をアピールしたらどうかという意見をいただくことがありますが、木で作った珍しさよりも、ロードバイクとしての使用価値を優先しているので、アピールするのは速さや乗りやすさや乗り心地です。観賞用に飾っておくならもっと手の込んだ造りも良いと思いますが、日常の脚や旅の友として使われるというコンセプトのものなので、安価というわけではありませんが、なるべく高価にならないように制作方法や材料・部品を選んでいます。手間をかけて高価な部品を使い高額の商品にするのは簡単です。

先日、神奈川県某所に車載して出掛けましたが、価格を訊かれて答えたところ「ハンドメイド・オーダーメイドでそんなに安いの?」と驚いていました。作っている本人は適価だと思っています。

車の屋根にWP1を載せて走っていたら若いサイクリストが振り向いて「あっ!」と声を挙げて見ていました。WP Bikeのホームページを覗いたことがある人だったのかもしれません。大抵はそんな反応はありません。

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